フードの切り替え方
投稿者 :KobayashiMay on
フードをヤラーに切り替える7DAYS PLAN |
ヤラー以外の一般的な市販のフードから、オーガニック認証のヤラーへ移行していただく時は、 今までご利用のフードに少しずつヤラーを加えていきます。1週間ほどかけてゆっくり切り替えてください。 |
DAY 1&2 | |
今までのフード75%にヤラーを25%ほど加えて与えます。 | |
DAY 3&4 | |
今までのフードを50%に減らし、ヤラーを50%に増やします。 | |
DAY 5&6 | |
今までのフードを25%に減らし、ヤラーを75%に増やします。 | |
DAY 7 | |
ヤラーのフードを100%にして完全に切り替えます。 |
■ 切り替えの際のヒント! | |
→日中のしつけや遊びの時間に、ヤラーのフードの粒をご褒美として使おう! | |
→缶詰やアルミトレーをトッピングしてみよう! [ヤラーウエットフード] |
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→ラ・メールやふりかけで食欲増進を図ろう! [ラメール/ふりかけ] |
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ヤラーは香料やフレイバーなどを添加していないナチュラルな風味のフードです。 動物は本能で体に良い食べ物を嗅ぎ分けることができます。嗜好性を増すために強いフレーバーを使ったフードを長期間食べていた子は、本能の働きが正常になるまで根気強く待ってあげましょう。 上で紹介したトッピングを上手に利用してみてくださいね! |
切り替えを始めた当初、まれにヤラーへの食い付きが悪いという声があります。
一般的に市販されているフードは、嗜好性を高めるために廃油をスプレー※(記事下部の追記参照)して香り付けをしたり、添加物を使って味付けをしたものがあります。 そういった化学薬品が添加されたフードの香りや味に慣れてしまった子には、自然なオーガニック素材が物足りなく感じるのかもしれません。
ジャンクフードを食べ慣れた子供には、出汁をきかせた健康的な和食の味付けが薄く感じるのと同じですね。
しかし、人間より本能が発達している犬や猫には、無害な食べ物と添加物が入った食べ物との見分けは付きますので、 少しずつ自然なフードを好んで食べるようになってきます。
私達の経験では、移行の途中で今までのフードに混ぜて与えると、ヤラーだけを拾って食べてしまうわんちゃん・猫ちゃんもいるほどで、動物達の本能の素晴らしさに脱帽といった感じです。
又、食が細くて・・・という子もヤラーにしてからは完食という子が殆どですので、安心して与えていただけると思います。
もし、どうしてもヤラーは食べないという子がいましたら、 フードの添加物に慣らされて、本能が正常に働いていないことが考えられます。 こういうわんちゃん・猫ちゃんこそ、飼い主さんが真剣に考えて、気長にヤラーへの移行の手助けをしてあげて下さい。
「食べるから与える」のではなく「食べさせたいもの、食べさせるべきものを与える」という、 『食育』の考えを、ペットフードにも適応することが大切ですね。
ペットの食事の全権を握っているのは飼い主さんですから。
⚫️⚫️⚫️⚫️余談の追記考察⚫️⚫️⚫️⚫️
※廃油をスプレーしたフードは、手で触るとベッタリした感触があります。また、ルシアンでオススメしているお湯をかけて与える方法を試すと、悪臭が漂います。
人間には「悪臭」と感じられる廃油のニオイ。
実は、この廃油のニオイから発生する成分には、草食動物の第一胃から発生するニオイの成分と、一致する成分が含まれます。
唐突に草食動物の第一胃が出てきてしまいましたが、草食動物の第一胃は、オオカミなどの野生動物が獲物を仕留めた際に、最初に食べると言われています。
廃油のスプレーで発生する臭いは、人間にとって悪臭ですが、犬や猫の食欲をそそるものなのかもしれません。
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- タグ: フードの与え方を学ぶ