お湯をかけたフードはこんな感じ
投稿者 :KobayashiMay on
ヤラーのドライーフードに実際にお湯をかけてみました
ドライフードは、カリカリのまま与えるのが一般的だと思います。
ルシアンではお湯をかける方法をお勧めしています。
これにより、10%以下に設定されているドライフードの水分量を、野菜やお肉の水分量と同じにしてあげることができます。
犬や猫は、
「今日は水分摂取量が少なめだな」「健康増進のためにもっと水を飲まないと!」
なんて考えてくれません。
ですから、気付かなかったけどいつの間にかスムーズに水分摂取ができていた!というふうに、飼い主さんが意図的に仕向けてあげるのが一番です。
フードにお湯をかけると、お湯をかける目的2の"胃捻転・腸捻転の発生の可能性を下げる"でご説明した通り、粒の中から気泡がプクプクと出てくるのが見えます。
空気が本来あるべきでない場所=胃や腸の中に空気を取り込まないための対策が完成した訳ですね。
子犬や子猫、あるいはシニアには、高温のお湯を使いじっくりふやかしてから与えると良いですし、成犬・成猫には、お湯をかけて気泡が出切ったタイミングで、粒の感触があるうちに与えるのがおすすめです。
お湯をかけることで、食事と一緒に無理なく十分な水分を摂取することが可能になります。
日頃からしっかり水分を摂取して、老廃物の排泄がスムーズにできる体作りを心がけていきましょう。
お湯でふやかして水分と一緒に食べさせようとすると最初は戸惑う子も居るようです。普段食べ慣れていない形状の食事を前にした時のごく正常な反応です。
飼い主様が根気強く徐々に慣れさせてあげることで、「いつの間にかふやかしたフードの方がお気に入りになっていました」というお声を多々いただいております。
なかなか慣れてくれない子の場合は「ラ・メール」やふりかけなどを併用していただくとスムーズに移行ができるかと思います。
ちなみに、ルシアンの犬たちも猫たちも皆お湯でふやかしたフードを喜んで食べています。
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- タグ: フードの与え方を学ぶ