猫カビのさらに詳しい対処法を教えて!

投稿者 :KobayashiMay on

猫カビが長引いて困っています


カビの一種である皮膚糸状菌が原因で発症する猫カビ(真菌感染症)は、根治までにかなりの日数を要すことが多いです。

中には改善が思わしくなくて疲労困憊してしまう飼い主さんも。

まずは猫カビを知ろう!


猫カビ(真菌感染症)は、皮膚や被毛に感染する真菌(皮膚糸状菌・カビの一種) が原因で起こります。

特に猫に多く、通称「猫カビ」と呼ばれます。

人間にも感染する「人獣共通感染症」なので、家族全員で注意が必要です。

猫カビの原因は?



猫カビの原因は皮膚糸状菌で直接接触や環境から感染します。

感染経路は、

1. 直接うつる場合
  →感染している猫や犬との接触で感染(人から猫へ、猫から人へもうつることがあります)

2. 環境からうつる場合
  →抜け毛やフケにカビの胞子がついて、ベッド・カーペット・ブラシ・キャットタワーなどから感染

※カビの胞子は 数か月〜1年以上生き残る ことがあり、掃除がとても大切です

3. 体が弱っているときに発症しやすい
  →子猫・老猫・病気やストレスで免疫力が下がっている時にかかりやすい

※健康な猫でも「保菌していて症状が出ない」ことがあります

どんな症状が出るの?



*円形の脱毛(リング状のはげ)

 → 典型的な症状で、顔や耳、四肢の関節の周辺などが円形に抜け落ちます。

*皮膚の赤味やフケ
 → 脱毛部分の赤味が増し、フケやカサブタが出てきます。

*痒み
 → 病変箇所に痒みが出るケースも見られます。しきりに掻いたり舐めたりすることで、二次感染を引き起こすことがあります。

対処するにはどうすればいいですか?


基本的には処方されたお薬と併用して、猫の体+部屋全体+毛布やタオルなど、アクアリブで根気強く除菌します。

具体的な対処法の詳細は下記のページでご覧ください

基本の先のもっと踏み込んだ対処法はこれ!



カビを退治するのはとても大変なことは、人間の水虫がなかなか完治せず、繰り返し症状が出ることでも分かります。

完治まで時間がかかっている場合は、さらに踏み込んだ対策を立てることで、他の同居猫や飼い主様への感染拡大を防ぎ、完治を促進する助けになります。

更なる対策その1


真菌はカビの一種なので、カビの胞子が空中を浮遊して患部に再付着したり、他の動物や人間へ感染を広げることがあります。

特に、複数頭の猫がいる、小さい子供がいる、お年寄りと同居しているなどのご家庭ではアクアリブの空間噴霧が助けになります。

湿気の多い季節に空間噴霧はちょっと、、、、という方は、アクアリブ専用噴霧器の「間欠運転機能」と「噴霧量調節機能」を上手に使ってお部屋の湿度をコントロールしてください。

噴霧器に入れる原液は10倍希釈で使います。

更なる対策その2


洗面器やタライなど、猫の全身がおおよそ浸かる大きめの容器に、アクアリブを希釈して薬浴させます。

希釈に使う水を40℃程度の人肌に温めておくと、一時的に除菌効果が高まります。40℃のぬるま湯で希釈したアクアリブは失活も早まりますので、薬浴一回ごとに使う分だけ希釈してください。

水に入るのが苦手な猫が多いので、薬浴を嫌がって猛獣と化す場合があります。飼い主様が怪我をしないよう、十分注意して行ってください。

ぬるま湯を使った8倍希釈がオススメです。

【重要】再発防止!


猫カビが再発しないよう、対策をすることも大切です。

そのためにできることは
*抜け毛を片付けて床やカーペットに掃除機をかけ、アクアリブで除菌を行う

*マットや毛布はアクアリブに浸してから洗濯して清潔に保つ

*ケージやキャットタワーの抜け毛を取り除いたらアクアリブで除菌をしておく

真菌感染症の原因菌である皮膚糸状菌は、特殊な菌ではなく、日常的に生活環境に存在しています。
免疫力を高めるための良質な食事を心がけ、居住環境を整備しておくと再発予防に効果的です。

家族の感染に気をつけて!


真菌感染症は人畜共通感染症のため、人にもうつります。

主に腕・手・首など感染した猫と接触した場所に出やすく、強い痒みを伴うことが多いです。

猫ちゃんのお世話をした飼い主様も、手指消毒を心がけてください。

こちらのページと併せて読めば
あなたも猫カビ対処名人に!




この投稿をシェアする



← 投稿順