腎臓ケアしたい愛猫の食事〜お悩み別にフードを選ぶ〜 [腎臓トラブル 猫編]
投稿者 :KobayashiMay on

腎臓をいたわる「水」と「質」の食事
私たちは、合成薬にだけ頼らない「オルタナティブメディスン(代替医療)で犬猫を健康にする」という理念のもと、腎臓の健康維持においても、単に成分数値を制限する対症療法的なアプローチではなく、「生命力を高めるためのホリスティックな食事」をご提案しています。
腎臓は沈黙の臓器と呼ばれ、症状が現れにくい臓器である一方、一度壊れると再生が難しい場所でもあります。
だからこそ、残された機能を最大限にいたわり、全身の巡りを整えることが重要です。
腎臓ケアの基本中の基本は、
体に負担をかけない「良質な食事」と、
老廃物を洗い流す「十分な水分補給」
だと私たちは考えます。
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※腎臓機能が低下して、SDMAのマーカーが上がり始めるのは、腎機能「40%喪失」の時点です。
この段階でケアが開始できるかどうかは、大変重要なタイミングになります。
→詳細は「腎機能と数値の相関図」をご参照ください。
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砂漠の身体に、潤いとエネルギーを
猫の祖先は砂漠地帯で暮らしていたため、少ない水で生き延びるために尿を濃縮する能力が発達しました。
しかし、それがゆえに、腎臓は常にフル稼働することになり、加齢とともに最も疲弊しやすい臓器ともいえます。
猫の腎臓ケアにおいて、「水分補給」は他の何よりも優先すべき生命線です。
本来、あまり水を飲まない性質の猫にとって、ドライフード中心の生活は慢性的な脱水状態を招き、腎臓をさらに酷使する原因となります。
また、腎臓の機能が低下すると、体内に溜まった毒素によって気分の悪さ(尿毒症の症状)を感じ、深刻な食欲不振に陥りがちです。
食べなければ体力は一気に低下します。
飼い主として、「猫が喜んで食べてくれる(嗜好性が高い)」食事を見つけることは、猫の生きる力を支える重要なミッションとなります。
水分摂取できるフードを見つける
猫は水を飲むのが嫌いな性質があるくらいですから、水分の多い食事を嫌う子もいます。
可能であれば水分たっぷりの食事をさせてあげたいものです。
自然界の食事に近い70〜80%の水分を含む食事が理想です。
食事から自然に水分を摂取することで、濃縮された尿を希釈し、腎臓のろ過負担を物理的に軽減します。
我が家の猫も、フードに水分をプラスすると見向きもしなくなるという、困った嗜好を持っていて、日々格闘を強いられています。
お気に入りのフリーズドライのおやつを細かく砕いて、それににぬるま湯をかけてから与えてみるなど、水分補給ができそうなことを日々探っています。
良質な脂質と良質な動物性タンパク質のフードを選ぶ
猫は完全肉食動物です。
エネルギー効率の良い良質な動物性脂質は、少量でカロリーを摂取できるため、食が細い時の体力維持に役立ちます。
また、植物性よりも消化吸収が良い高品質な動物性タンパク質は、猫にとって腎臓への負担が比較的少ないエネルギー源となります。
水分補給の要や主食にオススメ
⚫️ヤラー/Yarrah (Organic Wet):
ヨーロッパの厳しいオーガニック基準をクリアして、オーガニック認証を取得した原材料のみを使用。安心と信頼のブランド。
農薬、化学肥料、合成添加物、遺伝子組み換え作物を一切排除しています。化学物質の解毒という腎臓の余計な仕事を極限まで減らし、体に優しい食事です。
⚫️プレイアーデン/Plaiaden (Wet)
100%有機、またはヒューマングレードの上質な素材を使用した、水分たっぷりのウエットフード。
ドライフード派の子でも、まずはトッピングから始め、徐々にウェットの割合を増やすことで、無理なく自然に水分摂取量を増やすことができます。
⚫️シルクフル/Silkfull wet food:
腎臓ケア成分「カラダシルク」配合のウエットフード。腎臓ケアしながら美味しく食べることができる、一石二鳥のフードです。
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食べる意欲を支える栄養源 ドライの主食
オーガニック食材は、化学薬剤の残留の心配がありません。
フル活動の腎臓の負担を減らす助けになるフードです。
以下にご紹介する2種類は、ヤラーの中でも小麦不使用のアレルギーにも配慮したラインナップです。
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製法にもこだわる 低温製法のフード
低温製法のフードは、タンパク質の変性が少ないことが魅力。
腎臓の負担になるAGEsの生成も抑えられます。
肝臓や腎臓の解毒、濾過作業の負担を減らす選択肢として検討してみましょう!
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フリーズドライで生食の恩恵を
フリーズドライ製法のフードは、生肉の栄養と風味をそのまま閉じ込めています。
ぬるま湯で戻すことで「生肉に近い栄養価」と「水分」を同時に摂取できる、非常に優れた食事法です。
消化吸収性が抜群に高く、未消化による老廃物が出にくいのが大きなメリットです。
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腎臓ケアにオススメのサプリ
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療法食を食べない猫さんへ
腎臓の数値が気になり始めると、病院で療法食を勧められることが多いでしょう。
しかし、「美味しくないから食べない」という子は少なくありません。
腎臓ケアで最も恐れるべきは、食べないことによる体力の低下と、水分不足による悪化です。
数値の制限ばかりに目が行き、愛猫が食事の楽しみを失い、痩せてしまっては本末転倒です。
私たちはまず、「良質な水分をたっぷり摂ること」と「消化に良い美味しいごはんを食べて体力をつけること」をご提案します。
心と体が満たされ、巡りが整うことで、結果的に数値が安定する子もたくさん見てきました。
愛猫の「食べたい」という声に耳を傾け、ホリスティックな視点で食事を選んでみませんか。
高嗜好性を高めて食べてもらう工夫を
猫は香りで食事を選びます。腎臓ケアが必要な時こそ、素材本来の強い香りや、猫が好む食感を持つフードを選び、「食べたい」という意欲を引き出すことが重要です。
香りを強めて嗜好性を増すためのふりかけを活用するのも一つの方法です。
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Ginger(元野良猫)の血液検査の結果を読み解いてみた▶︎























