衝撃!皮膚トラブルの特別な治療法
投稿者 :KobayashiMay on
原因不明の皮膚トラブルに長年悩まされている子、薬が手放せない子、いませんか?
ワンちゃんが動物病院にかかる疾患として最も多い症状の一つは「皮膚トラブル」です。皮膚トラブルは特にワンちゃんに多く、何をしても治らない涙やけや脱毛、炎症などが多く見られます。
今回ご紹介させていただくのは、長年お腹の炎症(アトピー?とも判断が付かない皮膚疾患だと言われていたそうです)に長年苦しめられていたイクラちゃんのお話です。
イクラちゃんのバックグラウンドですが、この子はフード"R”を食べて育ちました。そして、何をしても良くならないこの皮膚の炎症の療法食としてSダイエットライトにフードを変更します。
このフードを食べながら、獣医さんに勧められたシャンプーで薬浴をしてもらい、一時的に快方に向かっていたそうです。
しかし、改善したと思ってもすぐにまた脱毛と皮膚のただれが戻ってくるの繰り返し。。この原因不明の皮膚トラブルにイクラちゃんのご家族は頭を抱えていらっしゃいました。
これは私共にご相談をいただいた4月中旬頃の画像に当たると思います。
アカルス(ニキビダニ)の可能性を疑い、念のため皮膚組織を採取していただいたものを顕微鏡で拝見しましたが、アカルスは見つかりませんでした。
そこで、真菌・脂漏症・甲状腺機能不全やフードの添加物によるアレルギーなどの可能性を考え、
■フードをヤラーにしていただくこと
■処方された軟膏剤や服用薬は止めていただくこと
■薬浴は中止していただき
その代わりアクアリブを炎症箇所に一日数回スプレーしていただくこと
■獣医師に勧められたシャンプーは使わず
洗浄剤として石鹸シャンプーを使っていただくこと
■必要以上にシャンプーはしないこと
などをご提案させていただきました。
やっていただいたのは、これだけです。
ヤラーとアクアリブと石鹸シャンプーだけ。
2ヶ月後の写真がこちらです↓↓
驚異的な変化が見られます。
な~んだ、特別な皮膚トラブルの薬があるのかと思った~・・・
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、お薬は一時的に症状を抑え込むだけのものであって、薬の効果が切れればまた発症してしまいます。そして薬にはもちろん副作用があり、ワンちゃんの体には負担がかかります。
何をしても治らない皮膚トラブルや病気は
「どうやって症状を抑え込む」のではなく、「どうやって内側から健康になる」のかを考えると答えが見えてくるのかもしれません。
今まで何をしても治らなかったイクラちゃんの皮膚トラブルの特別な治療法は、
有害物質を体に入れず、自己免疫力を高めてあげただけでした。
次回は、なぜヤラーとアクアリブと石鹸シャンプーだけで症状が改善されたのか
なぜ?・・・を詳しく追ってみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。