ドライフードの与え方を工夫する!

投稿者 :KobayashiMay on

ルシアンでは、わんちゃん猫ちゃんにフード与える際、ドライフードにはお湯をかけて与えることを推奨しています。

 

まずモリンガラ・メールオーガニックハーブなどをお好み・必要に応じでふりかけます。(写真はモリンガを使用)

3分以上沸騰(カルキ抜きのため)させたお湯でふやかします。 

3分以上沸騰(カルキ抜きのため)させたお湯をたっぷり注ぎ、ふやかします。

中の空気が抜けて、プクプクと泡が出てくるのが確認できます。

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さて、ルシアンが推奨している
ドライフードにお湯をかけていただく与え方ですが、目的は2つあります。

1つ目は水分不足を防ぐためです。

私たちが日頃食べているお肉や野菜は水分が60~70%ですが、ドライフードの水分量は8~10%前後です。

それはオーガニック認証のヤラーのドライフードにも当てはまります。

お湯をかけることで、食事と一緒に無理なく十分な水分を摂取することが可能になります。

日頃から十分な水分補給ができていない子が猫には特に多く、年齢とともに泌尿器系のトラブルを発症するケースが多く見られます。猫の疾患の代表的なものが尿路結石ですが、これは水分不足が大きな原因の一つです。

しっかり水分を摂取してもらい老廃物の排泄がスムーズにできるような体作りができたら、泌尿器系の疾患も防げると思います。

 

2つ目の目的は、胃捻転や腸捻転を防ぐことです。

フードの粒には細かい穴が空いていています。(クッキーを想像していただくと分かりやすいと思います)

わんちゃんは特に、勢いよく飲み込むように食べる子が多いので、その結果ドライフードの粒に含まれる気泡が胃の中にそのまま運ばれてしまいます。

普段なら胃の中に入り込むはずのない空気が食事と共に入り込むことで、胃捻転や腸捻転を引き起こし、最悪の場合死に至るケースもあります。その可能性を減らすために、お湯をかけて粒の中の空気を抜いて与えることをお勧めしています。

 

 

お湯でふやかして水分と一緒に食べさせようとすると最初は戸惑う子も居るようですが、普段食べ慣れていない形状の食事を前にした時のごく正常な反応です。

飼い主様が根気強く徐々に慣れさせてあげることで、「いつの間にかふやかしたフードの方がお気に入りになっていました」というお声を多々いただいております。

なかなか慣れてくれない子の場合は「ラ・メール」を併用していただくとスムーズに移行ができるかと思います。

  

熱湯をかけて大丈夫なのかとご質問いただくことも多いですが、ドライフードはクッキーのように高温でベーキングして生成していますので、熱湯をかけることで成分が変化することはありません。

フードの上にハーブをかけた場合も、ハーブの成分はお湯やフードの油性成分に溶け出し、成分丸ごと食べられます。人間が熱湯でハーブティーにして飲むのと同じです。

 

ちなみに、我が家の猫たちは(もちろん犬たちも)皆お湯でふやかしたフードを食べています。

皆さんも是非今日から実践してみてくださいね♪

 




 








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