便秘とコクシジウムのフードE/ペットフードの不都合な真実-13

投稿者 :KobayashiMay on



我が家のブリーディングは、朝と夕方の一日2回の自由運動の時間がありました。



犬同士が触れ合うので下痢はとても大きな問題でした。
下痢とトリコモナスのフードNにほとほと疲れ果ててフードを変えました。



フードNを与えていた時にあれほど治らなかった下痢が、フードEにしただけで投薬もしないのに下痢が止まりました


個人的見解ですが、フードEには、抗生物質のような成分が大量に残留しているのだろうと考えられます。

実際、フードEを与えている間はほとんど下痢をしませんでした。
下痢をしないのはいいのですが、あまりにもコチコチの真っ黒な便をするので、検便してみるとコクシジウムが見つかります。
コクシジウムがいるのにフードEを食べていると下痢もしないのです。

フードEにはビートパルプが使われていました。

ビートというのは甜菜大根のことで、糖分を搾り取って残ったカスがビートパルプです。
糖分除去に硫酸系の薬剤が使われるようで、その薬剤の副作用で排便行動に狂いが生じます。


どういうことかというと、物理的に便はスタンバイできているのに、薬剤の副作用で排便行動に移せという指令が出るのが遅れます。そのため、直腸付近に到達した便がそのまま排泄されずに停留します。

つまり人為的な便秘の状態が強制的に作り出される訳です。

便秘の経験がある方ならそれがどんなに苦しいか分かりますよね?

でも、メーカーの説明は、『水分量が少ないのでニオイが抑えられ、かさも小さくて飼い主が処理しやすい便が出ます!』ということになります。

強制的な便秘の状態を強いられるペットの都合は置き去りです。


人為的な便秘の状態が続くともちろん腸内環境が悪化します。
フードEを食べさせ続けた結果、体が耐えられなくなった時点で下痢に転じ、今度は泥状の下痢と一緒に大量のコクシジウムが見つかるのです。

当時の私は、下痢を止めることばかり考えて、根本的な原因を探すことをしませんでした。
寄生虫が「原因」で、その「結果」として下痢が起こる。 そう考えていました。

本当は、フードの原料の質が「原因」で、寄生虫はその「結果」でしかなかったのです。

突き詰めて考え、調べていったら『ペットフードの不都合な真実』にたどり着いて、 こうやってみなさんにお話しています。
60頭の犬たちが、実際に食べて、経験してきたこととして、実際に起こった真実の結果をお話しています。

大切な家族を守るために、愛犬・愛猫のフード選び、一緒に考えてみませんか?

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