トリコモナス発生のフードN/ペットフードの不都合な真実-12
投稿者 :KobayashiMay on
ブリーディングをやっていた時、我が家には犬が60頭ほどいたというお話をしました。 プレミアムフードを与えていたということも書きました。 →プレミアムフードの罠 ”プレミアム”だというのにトラブルがいっぱいでした! 私は検便係として、来る日も来る日も検便をしていました。 同じことを繰り返し続けていると、だんだん熟練の域に入ってきます。 この二つの寄生虫 上がジアルジアで下がトリコモナスといいます。 姿も似通っているし、駆虫薬も同じだから、獣医さんで検便したらどちらもジアルジアって言われると思いますが、別物です。 私はいつしかこの動きの微妙〜〜な違いまでも分かるようになっていました。 |
Nで始まる名前のプレミアムフードを与えていた時期があります。 フードNと呼びましょう。 フードNを与えていた時期は、 軟便と下痢で苦労しました。 そして、顕微鏡を覗くと必ずトリコモナスがいました。 必ずトリコモナス!という特徴的なフードだったのでとても印象に残っています。 トリコモナスだけでなく、キャンピロバクターという腸内細菌も、異常に発生していました。 もしも運悪くあなたの愛犬・愛猫が下痢をしていて、 便の最後に黄色い粘膜が付着していたら、トリコモナスかジアルジアが寄生している可能性があります。 検便して確かめてみることをおすすめします。 ジアルジアとトリコモナスは、駆虫するのに意外と時間がかかる、ちょっと厄介な寄生虫です。 このフードNは、有名なナショナルブランドのプレミアムフードで、実際にお使いの方も多いと思います。 フードNのメーカーは、日本のペットフード市場において、一社で全体の1/4以上の販売シェアを占めています。 もちろんフードN以外にも、たくさんの有名な銘柄のフード(RやEやAやPやKやSなど)を製造販売しています。 2007年に起きたペットフードの大規模なリコールの際にも、対象銘柄としてリコールの対象になっています。 プレミアムフードなのに、どうして病気になるんだろう? フードNって何?と気になった方はメッセージで聞いてね。 |
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- タグ: ペットフードの真実